Diary of Music

音楽が好き、楽器を弾くのが好きな人に向けて、大して深い知識を持ってない人間が精一杯の知識で送る情報ブログ

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ギターを始める時のエフェクターは何がいいのか考察

こんにちは。sukesanです。

今回は、ギター初心者あるいはこれからギターを始めてみたいと思っている方にとって、最初に買うべきエフェクターは一体何がいいのか、について自分なりに考えてみました。

数えきれないほどたくさんの種類があるエフェクターですが、大きく二つに分けると「コンパクトエフェクター「マルチエフェクターの二種類があります。

これのどちらかを最初に買うかはその人が最初に欲しいと思ったものや、楽器通販サイトなどで初心者おすすめセット等に紹介されているもので満足いくと思いますが、

二つのエフェクターの種類にはどちらもメリットとデメリットが存在します。

このメリットデメリットがかなりお財布にダメージを与えかねないので、最初に選ぶエフェクターは慎重に決めた方がいいです。

そんな中、「結局自分はなにを買えばいいの?」と思われる方に、自分的おすすめ選択を書いていきたいと思います。

まず、「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」は何が違うのか?

コンパクトエフェクター

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上記の画像が、コンパクトエフェクターです。ギターに興味がある人なら、恐らく誰でも見たことがあるものだと思います。

大きさはあいみょんiPhoneと同じ位のサイズです。

使い方としては、

【ギター→ケーブル→コンパクトエフェクター→ケーブル→アンプ】

のように、基本的にギターとアンプの間にかませて使います。

役割は、ギター本体から出た音をエフェクターで増幅(ジャーン、ポヨ~ンといった音に変換する)し、その音がアンプに伝わって、ロックな音やクリーンで綺麗な音を出すことができます。

コンパクトエフェクターのメリット(良いところ)

  1. エフェクターの種類が豊富で、自分の理想の音を研究することができる
  2. 手軽に購入可能(一個一個はあまり高くない)
  3. 少数であれば小さいので持ち運びが便利

 1番の種類が豊富というのは、コンパクトエフェクターは本当にどれだけあるんだと言いたい位無数に種類があります。

同じディストーション系のエフェクターでもメーカーによって個性があり、全く違う音が出たりします。

特に空間系(コーラス等)のコンパクトエフェクターは数が豊富で、これらを一つギターにかませることで全く違う音が鳴ったり、最高だったり残念だったり、といった気持になります。

そのように無数に種類があるコンパクトエフェクターですが、最初はまず友達おすすめのエフェクターや、ネットでおすすめされているスタンダードなエフェクターを一つ買って試してみる、というのが良いと思います。

何種類か自分で買って使ってみることで、自分の理想の音が段々と見えてくると思いますので、とっかかりとしては本当に便利なものです。

2番 手軽に購入可能というのは、新品だと大体一個あたり¥10,000~¥15,000位で売られています。ハードオフや中古品店では、安いもので¥3,000~、通常で¥5,000~¥10,000位で掘り出しもののエフェクターなど見つかるかもしれません。

3番 少数であれば持ち運びは便利で、先程もあったように一つ一つのサイズはスマホ位なので、外でよく見るでかいカバンのようなものが無くても、気軽にリュックにエフェクターとケーブルをいれて持ち運びが可能です。

ギターケースの中にもスペースはあるので、その中にいれればケースだけ持ってでることもできます。

コンパクトエフェクターのデメリット(良くないところ)

  1. ハマるとお金がかかる
  2. 自分が出したい音に迷走しやすい

1番 ハマるとお金がかかる、これがコンパクトエフェクターの一番のデメリットであり、そう感じている方も多いのではないでしょうか。

一個一個の値段は手軽に買えるものですが、あれもほしい、これもほしいと1万円位するエフェクターを何個も揃えようとすると、

エフェクターケースやケーブル、チューナーなど揃えていくと10万、20万・・・と知らない内にエフェクターケース内が信じられない程高額の宝箱になってしまったという事になりかねません。

何か欲しいエフェクターがある時は、事前にしっかり調べて、お店で試し弾きなどをしてから買うことで、余計な出費を抑えることができます。

2番 自分が出したい音に迷走しやすい、というのも、メリットで言ったように、豊富な種類があるから自分の出したい音を研究、追求することができますが、

逆に色々と手を出しすぎてしまうことで、一番最初に理想としていた音から考えが離れていってしまうこともあります。

理想の音が弾いているうちに変わってきた、というのも全然オッケーですが、例えば中古で買った凄く安いエフェクターを使い続け、それが自分にとって一番良い音!と思ってしまうことが恐怖です。

常にコンパクトエフェクターの情報収集と、実際にお店で試し弾きを繰り返してみることなどが、そのような負のスパイラルに陥らないための解決策といえます。

マルチエフェクター

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上記の写真はsukesanが使っているマルチエフェクターですが、基本的に足で踏むスイッチが沢山ついていて、横に音量を調整したり特殊な音を出すことができるペダルがついているのが一般的なマルチエフェクターです。

コンセプトは、沢山のコンパクトエフェクターがマルチエフェクター一つに収まっており、自分で作った音を保存して好きな時に出すことができる、といった機能をもつものもあります。

サイズはそのマルチエフェクターが持つ機能によって様々ですが、小さいものはスマホサイズのものもあり、大きいものだと写真のような、まな板二枚分位のサイズのものがあります。

使い方はコンパクトエフェクターと同じように、ギターとアンプの間にケーブルでかませて使うことができます。

マルチエフェクターのメリット(良いところ)

  1. 一つ買うことでほとんど全てのエフェクターを使うことができる
  2. 細かい設定が可能でバラエティに富む
  3. ボリュームペダル、チューナーを買う必要が無い
  4. 作った音を保存して引き出すことができる

1番 一つ買うことでほとんど全てのエフェクターを使うことができる。これがマルチエフェクターの一番のメリットとなります。

コンパクトエフェクターと違い様々な種類のエフェクターをいくつも買わずに済み、マルチを一つ買うことでディストーションやコーラスやクリーンや特殊な音など...

とにかく様々な組み合わせを試すことができ、自分の一番好きな音を作ることができます。

2番 内部に搭載されている様々なエフェクターそれぞれで、細かい設定を行うことができます。具体的にはGAIN(歪み量)、音の高さ・低さ・中音の調整など、個々のエフェクターに対して全て行うことができる機種もあります。

このような設定ができるマルチエフェクターは少し値が張りますが、コンパクトエフェクターで話にあげたように何個も買うよりは、少し高いマルチを買って音の研究をする方がかなり費用が少なくて済みます。

3番 ボリュームペダル、チューナーを買う必要が無い、というのは、一般的におすすめとされているマルチエフェクターにはこれらが付属して付いてきます。

これが付いていない機種も多々ありますが、やはりこれから始めようと始めようと思っている方にはとっつきやすさも考えて、ボリュームペダルとチューナーが内蔵されているマルチを買われた方が後々便利になることと思います。

4番 作った音を保存して引き出すことができる、これもマルチエフェクターの最高のメリットになりますが、

コンパクトエフェクターのみを揃えても、その作った音を保存するには別の機器が必要になります。

これは多少値が張る機器なので、買うことを控えてしまう方もいることと思いますが、マルチエフェクターであれば保存機能も入っているため、これ一つで全てを補えてしまいます。

マルチエフェクターのデメリット(良くないところ)

  1. 初期費用が高い
  2. 一定のエフェクターしか使えない

1番 初期費用が高い、というのは、おおむねマルチエフェクターは様々な種類のエフェクターが搭載されているものですので、コンパクトエフェクターよりはお値段は高いです。【良いもので普段使いされるものであれば3万~8万位】

中古で搭載されているエフェクター数が少ないものなので良ければ、中古楽器店で1万位で手に入れることもできます。

しかし、これから本気でギターを弾いていきたい!という方にとっては、中古で安いマルチを買っても後々物足りなくなることと思いますので、

【大体5万円前後】のマルチエフェクターを買えば、様々なエフェクターも搭載され、さらにボリュームペダルもチューナーも付いて、細かい調整も行うことができる汎用型の武器を手に入れることができます。

これが、コンパクトエフェクターとの最大の違いであり、最大の利点であると考えます。

2番 一定のエフェクターしか使えない、というのは、マルチエフェクターに搭載されているエフェクターは一般的にメーカーがこれがいい!と思えたものや、ネット等で人気があるメーカーのエフェクターが搭載されています。

つまり、最終的に自分が好きなコンパクトエフェクターを使って自分の好きな音、というものを追求している内に限界を感じてしまうことがあるかもしれません。

その様な時は、マルチエフェクターでは音の高さ(TREBLE)、低さ(BASE)、中低音(MIDDLE)等を綿密に調整することで、音も全く変わりますので、自分の好きな音に近づけることもできます。

また、良いマルチエフェクターにはアンプの種類も選ぶことができる機種があります。

これが本当に便利なもので、アンプを一つ変えることで音も全く違ってきます。

私が使用しているLINE6 POD HD500もアンプの種類が多数あり、自由な音作りが可能となっています。

結論

 これまでの分を読んで頂いた方にはお分かりかと思いますが、

私は「マルチエフェクター」を初心者の方におすすめします。

その理由は、マルチエフェクターを一つ買うことで、コンパクトエフェクターの費用が重なるという点を補うことができ、かつ自由な音作りができることにより、新しい自分の好きな音をいくらでも作ることができ、保存することができるからです。

コンパクトエフェクターにも、様々な利点があり、使いこなせば自分の理想の音を出すことができますが、

あくまで今回は初心者やこれから始めようと思っている方にとっておすすめのエフェクターは、「マルチエフェクター」ということで紹介させていただきました。

長く続けていきたい!と思っている方には、是非マルチエフェクターを購入してもらって、【ギターって一本でこんな音まで出せるんだ!】とか、【こんな音、聞いたことない...】など、新しい発見をして頂けたら嬉しいです。

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ちなみに私はLINE6 POD HD500に色々と配線を繋ぎ(少ないですが)、個人的にギターを弾いて毎日楽しんでいます。(汚くてすいません)

金色のジャックにはイヤホンが繋がっており、イヤホンにパソコンから流れてくる音楽と自分が弾いているギターの音を同時に聞くことができます。

つまり近所迷惑にもならず、好きな音楽にのせてギターを弾くことができる環境にあります。

 

以上のように、マルチエフェクターには音作りが豊富なだけでなく、様々な利点があるので、初心者の方にはぜひおすすめできるものだと思います。

この機会に、ギターでマルチエフェクターを使ってエクスタシーを感じてくれる人が現れれば光栄です。

今回の記事では、エフェクターについて色々と述べましたが、【最初はマルチ、晩年コンパクト】と思っていただいて良いと思います。

プロのギタリストなど、大体コンパクトエフェクターを使っていると思います。

むしろマルチエフェクター一本でいっている人は少ないと思いますが、やはり最初のとっつきとしてはマルチエフェクターが最適ですので、

この機会にネット通販や友達のおすすめなど参考にして、ギターを始めてみてはいかがでしょうか!

 

また、本記事は下記ブログを参考にさせて頂いております。初心者向けの情報から、ディープなエフェクターの情報まで詳しく紹介されています。

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